会長挨拶

2022-23年度 会長方針

FOR YOU  FOR FUTURE 
あなたのために そして 未来のために

 

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東京昭島ロータリークラブ
第57代会長 会長 三田 忠

2022年7月、100年にわたるロータリーの歴史のなかで初の女性会長に就任するジェニファー・ジョーンズ氏は、2022~2023年度国際ロータリーの会長テーマを『IMAGINE ROTARY(イマジン ロータリー)』と掲げました。
 
パンデミックを引き起こしたコロナ禍は、世界を震撼させ社会を大きく変化させました。RI会長ジョーンズ氏はもたらされる変化を想像し、未来に向けて大きな夢を描き、その夢の実現のためにロータリーの力とつながりを生かすよう私たちロータリアンに呼びかけました。
 
コロナ禍が未だ終息に至っていない世界にあって、大国ロシアがウクライナに侵攻し、壊滅的な被害を与え、多くのウクライナ国民が戦火の犠牲となっています。
また、数百万人に上るウクライナの人々が、他国への避難を余儀なくされています。その現状を見るとロシアを隣国に抱える日本も、他人事とは思えない脅威をおぼえると共に、戦争のない平和な国に住んでいるありがたさを身に染みて感じているのは私だけでしょうか。
 
この度のロシアの行為は断じて許されるものではありません。私たちロータリーも、更に声を大きくして世界の平和を訴えながら救済の輪を広げる活動をしていかなければならないと考えます。
 
そして、2022~2023年度国際ロータリー第2750地区ガバナー冨澤為一氏は、「私たちの行動が、世界中の人の安心安全で豊かな暮らしに繋がる。そんな社会の実現に向けてもっと多くの人にロータリーの心を知ってもらい、ともに行動する仲間を増やそう」と「ロータリーを広げよう」をスローガンに掲げました。
 
 
東京昭島ロータリークラブは50年以上の時を経て、人の年齢に例えると中年の後半から老年へと差し掛かり、円熟味を増してくる年頃となってきました。円熟期に入った私たちクラブは、その間、歴代会長を筆頭に諸先輩の方々により、その時代時代に即した事業や活動がなされ、地域や国際社会に多くの貢献と実績を残してきました。
私たちロータリアンは、日々変わりゆく世の中で一人一人が「何が出来るか、何をなすべきか」を共に考え、他を思いやる心をもって、良き変化にむけ、これからもベストを尽くし行動していくことが必要です。
 
そして、その心を大切に、安心・安全な地域社会の発展と世界の平和を願い、想像力を豊かにして奉仕活動に取り組むこと。実践していくこと。そのことが「明るい豊かな未来の創造」の実現につながるとの思いから、本年度のテーマを「FOR YOU  FOR FUTURE(あなたのために そして 未来のために)」と致しました。
本年は、東京昭島ロータリークラブ創立55周年の記念すべき年であります。先達の輝かしき功績を汚すことなく、その重責を全う出来るよう「あなたのためにそして未来のために」努力・精進しクラブ運営と事業推進に努めて参りたく存じます。
 
 
歴史と伝統のある東京昭島ロータリークラブ会長という職を与えて下さった会員の皆様には心より感謝申し上げますと共に、是非ともご支援・ご協力・ご叱咤賜りますようお願い申し上げ、会長方針と致します。